油断できない冬の”食中毒”｜長崎市の整骨 あすなろ整骨院

ブログ 2023年01月24日

つらい嘔吐（おうと）や下痢を引き起こすノロウイルス。

感染しないために家庭でできる対策をご紹介します。

★基本は丁寧な手洗い

消毒用のエタノールは

『ノロウイルスには効果が低い』と言われていますので、

コロナウイルス対策で消毒しているからといって、

油断しないようにして下さい。

外出から帰った時やトイレの後、調理する前など、

こまめに手洗いをすることが重要です。

手のひらや甲、指先や指の間や付け根、

手首をせっけんを使って泡立て、

水でしっかり洗い流すようにすること。

★調理で防ぐ

ノロウイルスは２枚貝などの魚介類にも含まれることがあり、

加熱が不十分な場合に食中毒になることもあります。

ウイルスは一般的に熱に弱いので、

加熱処理をすることで、食中毒を防ぐことができます。

中心部まで火を通すため、

85～90度になるように十分加熱してください。

ノロウイルスは乾燥すると舞い上がるので、

料理を盛り付ける前に皿を一度洗っておくのも効果的です。

★脱水にならないために

下痢や嘔吐は１～２日でおさまることが多いですが、

脱水症状にならないように注意する必要があります。

最初は口の中が渇く状態になり、

そのうち、よだれが減る。

次第にめまいやだるさが出て、

重症化すると、けいれんや意識を失うこともあるので

油断しないように。

体内から出た水分や塩分を補給する必要があるので、

体液に近い経口補水液がおすすめです。

スポーツドリンクは経口補水液に比べると

糖分が多いので、飲み過ぎに注意しましょう。

ご参考に