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ブログ 2023年08月24日
私たちの体のおよそ60%は水です。
水は健康に過ごすためにはもちろん、
生命を維持する上でも欠かすことのできないものです。
体の中の水の役割は
大きくわけて【血液・尿・汗】の3つです。
【血液の役割】
*呼吸によって取り込まれた酸素を運搬する
*栄養を運搬する
*代謝によって生み出された老廃物を運搬する
血液は、血球(赤血球と白血球)と血小板、
そしてそれらを浮遊させている血漿からなっています。
この血漿成分のうち約90%を占めるのが「水」です。
体内の水分量が低下することにより、
血液中の血漿が少なくなって血球や血小板の割合が増加すると
粘度の高いドロドロの血液となってしまうのです。
【尿の役割】
1老廃物を排出する
血液は代謝によって生じた老廃物を集めて運搬し、
腎臓に集められ、多量の水とともにろ過されて、
尿として体外に排出されます。
成人が1日に排出する平均的な尿の量はおよそ1.2リットル。
体の老廃物をきちんと排出するには、
少なくとも0.5リットルの尿が必要とされています。
2体内の水を調整する
体の中の水分量が少なくなると、腎臓は尿の量を減らします。
尿は、老廃物を体外へ排出するので、尿の量が減少すれば、
それだけ老廃物が体内に溜まりやすくなってしまいます。
その結果、体が疲れやすくなったり、
循環がきちんと行われないことで
体がむくみやすくなったりするのです。
また、細菌が体内に溜まりやすくなり、
膀胱や尿路の炎症が起こる可能性も高まります。
【汗の役割】
*体温調節
汗は皮膚の表面から分泌されるもので、
およそ99%が水です。
そして、体温を調節する役割を担っています。
皮膚から水分を蒸発させる際に
熱を放出することで、
体温の上昇を防いでいます。
運動をしたり、外気温が高かったりするときは、
汗をかくことで体温を調節します。
このときに水を飲まないでいると、
「脱水症」の危険性が高くなります。
私たちの体は、汗をかいて水分が多く失われると、
それ以上の発汗をストップして、脱水を防ごうとします。
それにより体温が急激に上昇し、
意識障害を起こすこともあります。
目に見えて汗の量が増えたときはもちろんですが、
発熱や軽度の運動などの際にも皮膚から水分が蒸発しています。
くれぐれも「脱水症」にはお気を付けください。
要するに夏は汗として水分が出ていきやすいため
血液循環を促し、尿による老廃物を排出するためにも、
水分補給が必要となります。
こまめに水分補給をしましょう!
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