Ｆさん（６４歳）椎間板ヘルニア｜長崎市の整骨 あすなろ整骨院

ブログ 2013年04月23日

腰椎椎間板ヘルニアで手術をすすめられた患者さんです！

１ヶ月ほど前、娘さん夫婦に抱えられＦさんが来院されました。
話を聞くと、ゴルフのラウンド時に腰が痛くなり

しびれも出だし動けなくなったとのこと。

幸い一緒にラウンドしていた方がドクターだったため、

すぐに病院へ救急搬送され、検査もかねて３日ほど入院。
検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアの診断を受け手術をすすめられたそうです。

しかしＦさんには３週間後、仕事でオランダに行く予定があったので、

いきなりの手術は避け、一応オランダから帰国してすぐの日程で手術を予約し

その間、病院での理学療法で経過をみることになったそうです。

が、やはり経過は思わしくなくドクターにも

オランダ行きをやめるように言われたため娘さんの紹介で来院されました

（ドクターには内緒です）。

とにかく何とかしてほしいと懇願されました。
正直に、必ずしもいい結果になるという保証はないことを告げました。
が、それでも構わないので私にかけたいとおっしゃいました。

うぉ～！！これはかなりのプレッシャーです。
「よしっ」と気合を入れ直しさっそく施術です。

１回目の施術後、変化を確認しましたが、

やはり痛みが激しく足もつけない状態でした。
少しは良くなるかと期待していましたが、そう簡単ではありませんでした。
あまり、結果を追い過ぎても良くないと思い、１回目はこれで終了です。
とにかく今回は時間がないので、なるべくつめて来院するようにお願いしました。

２回目の施術日。今日も抱えられての来院です。
でも、昨日よりちょっと良いような気がするとのこと。
施術後の状態はなんとなく痛みが減った気がすると。

３回目の施術日。やはり今日も支えられて来院。
が、明らかに前回より動きが良くなっています。
でもまだ一人で歩くのは困難なようです。

４回目の施術日。今日も支えられての来院です。
が、足をついた時の痛みの出方がやわらいでいるとのこと。
施術後も超ゆっくりながら、なんとか自力で起き上れるようになりました。

５回目の施術日。今日も支えられての来院でしたが、極端に腰を前傾していれば、

痛みが楽になり自力で足がつけるようになりました。
施術後、「先生、なんか（オランダに）行けるような気がしてきた」と。

６回目の施術日。今日は付き添いはありましたが、腰を曲げながら自力で来院。
「この格好が楽さね～」との言葉のトーンが明るく聞こえます。
施術後、「まだ痛かばってん、なんか大丈夫って思う」と。

７回目の施術日。付き添いはありますが、腰を曲げて自力での来院。
「まだ腰ば伸ばしきらん！」と、怒ったような口調。
え～！痛がっていたときはあんなに弱々しかったのに・・・。
社長。こんなに強気の性格だったんですね！
施術後、「だいぶ良くなったばい。行けるやろ。キャンセル代も、もったいなかし」
ずいぶん発言が元気になってきました（笑）。

８回目の施術日。腰を曲げながら一人で来院。
施術後、「だいぶよかバイ。これなら行けるやろう。ドクターにも行けるって言ってきた。」
「ここに来てるとは（ドクターには）言ってないけどね（笑）。」

１２回目の施術日。オランダ行き前日の日です。
施術後、「先生、明日行ってくるけん。ところで、これって手術せんばかな？」

ここで私の考えをＦさんに説明し、手術に関しては帰国後の状態をみて考えてはと伝えました。

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そして今日、オランダ帰りのＦさんがおみやげにベルギーチョコを持って来てくれました。

「何事もなかったよ。だからさっき手術キャンセルしてきたばい（笑）。」

長崎市中央部の椎間板ヘルニア・坐骨神経痛専門整体院・あすなろ整骨院です。