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ブログ 2017年08月16日
熱中症対策の水分補給は大事ですが、
気がつかないうちに,
塩分・糖分を取り過ぎてしまうので注意が必要です。
【塩分過多の危険】
●塩分が多く出る汗
激しい運動や屋外での労働などで、
大量に汗をかいている場合は、
水分ともに塩分が出てしまっていますので、
塩分補給が必要になります。
水分、塩分、電解質が含まれたスポーツドリンクや
熱中症対策飲料水が適しています。
●塩分が少量の汗
日常生活での家事や、
短時間の散歩中に出る少量の汗の場合、
ほとんど塩分は出ていません。
塩分の多い熱中症対策飲料水を水がわりに飲むことは、
塩分過多になる危険があります。
【血圧が高い人は特に注意する】
厚労省のガイドラインでは、
ナトリウム濃度として、
飲料100mlあたり40~80mg含有する清涼飲料水であれば
「熱中症対策」の名称を使用することができるとされています。
熱中症対策飲料水は、
糖分はスポーツ飲料より少ないのですが、
ナトリウム量がさらに多く含まれています。
そこに塩飴までとってしまうと塩分が多すぎる恐れがあります。
●熱中症対策飲料水は美味しくない
熱中症対策飲料水を
予防のために飲む人が増えているようですが、
熱中症の脱水症状を改善するために
塩分が多く配合されているため、
元気な時に飲むと、不味く感じるのが普通です。
その時は、まだ体が塩分を必要としていない状態で、
もしも美味しく感じたら脱水状態になっているかもしれません。
【糖分過多の危険】
▽ペットボトル症候群
清涼飲料水やスポーツドリンク、
糖分を多く含むジュースを多量摂取すると、
血糖値が急激に上がり、更に喉が渇いてしまいます。
そしてどんどん清涼飲料水を飲んでしまい、
糖分を多く摂り悪循環になってしまいます。
これを「ペットボトル症候群」といい、
糖尿病予備軍になる危険が高まります。
▽「甘酒」も要注意
「飲む点滴」とも言われ人気の甘酒ですが、
砂糖が加えられていたり、
糖質が多く含まれるものもありますので、
糖尿病の方はくれぐれもご注意ください。
良いと言われるものを過信しすぎず、
ご自分の症状を把握し、ご自分にあったものを選びましょう。
ご自分にあった睡眠・食事・運動をバランス良く続けることが大切ですよ。
ご参考に
長崎市中央部、体と心の整体院、あすなろ整骨院です
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