冷蔵庫を過信しないように｜長崎市の整骨 あすなろ整骨院

ブログ 2022年07月11日

湿気の多い場所に繁殖すると思われがちなカビは、

微生物の中でも特に、水分が少ない状態でも生育でき、

発育温度も5～35度と広範囲です。

家庭用冷蔵庫内（約0～10度）や冷凍庫（約-18度）でも、

増殖率は低下しますが、完全に死滅するのではなく、

冷蔵庫から取り出したとたんに増殖をはじめたり、

低温が好きな菌もいるので過信は禁物です。

冷蔵庫でも意外に、カビが発生することもあるのです。

■掃除前は食材の使い切り週間に！

保存している食材の賞味期限が迫っていたり、

冷凍保存した食材は冷凍焼けや霜がついている可能性があります。

半年に1回を掃除サイクルの目安にして、

食材をむだにせず、使い切る習慣を身につけましょう。

夏場に食材を冷蔵庫の外に出すと傷みやすくなるので、

この期間は補充せず、使い切るメニューを組みます。

使い忘れやむだ買いの防止にもつながります。

◎掃除の手順

①電源を切る

冷蔵庫はドアの開閉で温度が1℃から2℃上昇します。

電源をつけっぱなしで行なうと、

温度を下げようとして余計な電力を使い、

電気代もかかってしまいます。

②食材をすべて取り出す

この時、冷凍食品や冷蔵食品、生ものなどは、保冷剤と一緒に、

クーラーボックスや段ボールなど

密閉できる箱に入れておくと、腐る心配もありません。

③取り外せる部分は取り外して掃除

トレイなど取り外せる部分を取り出して、

食器用の洗剤とスポンジで掃除します。

さらに、1Lの水にキッチンブリーチ等を希釈した

「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」で水拭きすると、

除菌と消臭の効果があります。

炊事用の手袋を着用すると手荒れ予防になります。

④重曹で重曹で冷蔵庫内を拭き掃除

40℃ぐらいのお湯500mlに重曹を大さじ一杯を混ぜて重曹水を作り、

スプレーボトルに入れて布巾に吹きかけます。

重曹は、皮脂汚れ、油汚れを落としたり、

臭いを消してくれる2つの効果が期待できます。

布巾は細菌が繁殖しないように新品のものを使用し、

拭き終わったら、乾いた布巾で水分を拭き取ります。

⑤野菜室は要注意

土汚れや野菜くずなどが多いので、

特に細菌が発生しやすい条件が整っている場所です。

念入りに掃除するようにしましょう。

⑥製氷部分も忘れずに

製氷機の給水タンクやフィルターは

水垢や細菌が繁殖しやすい場所です。

氷が出来る時に臭いが気になったり、

フィルターが黒く汚れたりしている場合は

交換するようにしましょう。

ご参考に