日記の日|長崎市の整骨 あすなろ整骨院

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日記の日

ブログ 2023年06月12日

●612は「日記の日」

1942(昭和17)年のこの日、

13歳のユダヤ人の少女アンネ・フランクが

日記を書き始めた日です。

 

 

 

 

 

日本最古の日記は『土佐日記』で、

承平5年(934年)後半と言われています。

 

紀貫之が土佐国から京に帰る最中に起きた出来事を

冗談を交えて綴られています。

 

 

女流日記で最も古いとされる『蜻蛉日記』。

作者は藤原道綱母で、

954年(天暦8)作者の20歳から40歳に至る21年間の

藤原兼家との結婚生活の経緯が叙述されています。

 

 

 

●日記だけを集めた本屋がある!

東京の下北沢にある「日記屋 月日」のオーナー、

内沼晋太郎さんの言葉をご紹介します。

 

従来の書店には「この時代を生き抜け」「乗り遅れるな」と

未来への不安を煽り、生存戦略を説く本があふれています。

 

そんな中で、未来に向かって走れ、

と言われ続けるのがしんどくなってきている人も多いはずです。

 

 

●小さなことに喜びながら暮らす

日記をつけると、未来ではなく

現在や過去に目を向けることになります。

 

同じような毎日を送っているように感じていても、

日記をつけてみると一日ごとにちゃんと違いがあり、

様々なことを考えたり感じたりしている自分に気がつく。

 

きちんと現在を、日々を噛みしめて、

小さなことに喜びながら暮らしていくことのほうが、

多くの人に向いているはずだと感じます。

 

SNSで日記をつけることもできるかもしれませんが、

どうしても「周囲にこう見られたい」「こう言ったら共感が得られるんじゃないか」

という感情が前に出て、自分の内面は大切にされない、

優先されないことのほうが多くなりがちなのではないでしょうか。

 

 

●日記がセラピーになる

日記は自分自身が最初の読者。

誰にも見せないのであれば唯一の読者です。

 

他人を意識せずに書くことで、

自分の内面をより深く知ることができる、

セラピーのような側面があります。

 

漠然とした不安を整理して冷静になれたり、

「何も起こらなかった」と感じていた一日でも、

『実はすごくたくさんのことを考えていた』と

気づいて安心したりという効用もあります。

 

 

●発信しない文章を書く

仕事でメールや企画書を書いて、

プライベートでもSNSをやってというふうに、

今は誰もが文章を書く機会は増えていると思いますが、

それらはどれも誰かに見せる文章です。

 

自分だけに向けて書いた文章は、

息苦しさを感じている人が、

自由を手にする手段のひとつに、

「日記」はなると思います。

 

 

 

 

 

 

ご参考に

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