こどもの日｜長崎市の整骨 あすなろ整骨院

ブログ 2022年05月05日

５月５日は「こどもの日」。

『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』

と言うもので、

全ての子どもを対象としたお祝いの日として制定され、

男の子も女の子も一緒にお祝いする日です。

そうは言っても「端午の節句」は、鯉のぼりや鎧兜から、

男の子をお祝いする日というのが定着していますね。

じつはこの「端午の節句」、

昔は女の子のお祝いだったことがあるそうです。

５月は、田植えの月。

昔は田植えは神聖な行事であり、

早乙女（さおとめ）と呼ばれる若い女性がその役を担い、

田植えをひかえて一定期間不浄を避けて心身を清める

「五月忌み」という儀式が行なわれていました。

菖蒲や蓬で屋根を葺いた小屋に前夜からこもって過ごし、

菖蒲酒を飲んだりしながら汚れを祓う儀式で、

これが「女の祭り」とされたそうです。

この儀式に菖蒲が使われる理由は、

香りが邪気を払うと信じられ、

身を清めるための道具でした。

それがいつの日か

菖蒲の葉が剣の形に似ていることや、

「菖蒲」が「勝負」を連想させるため

「端午の節句」は男の子の節句という

意識へと変わっていったそうです。

本来５月５日はすべての「こどもの日」。

こどもは国の宝です。

すべての子どもたちが、

元気で幸せに成長できるよう、

私たち大人が親子の垣根を越えて

サポートしていきたいものです。